イヴ・サン=ローランとは


ファッション用語集

イヴ・サン=ローラン Yves Saint-Laurent

イヴ・サン=ローランとはアルジェリア出身のファッションデザイナー。
デザインコンクールに出品した際に、審査員の一人であるVOGUEのディレクターミッシェル・デブリュノフはイヴ・サン=ローランの才能を認め、友人であったクリスチャン・ディオールに紹介した。
1957年、イヴ・サン=ローランが21歳の時、ディオールは次のコレクションでイヴを連れ出すと言い出したが、スタッフに待つように言われる。しかし、同年ディオールの死により、主任デザイナーに就任した。
1958年のコレクションでは新聞の見出しに「イヴ・サンローランはフランスを救った。大きなディオールの伝統は続きます」と書かれるなど、若くして成功を収めた。
1962年にはオートクチュールメゾン「イヴ・サンローラン」を設立。
1966年にはプレタポルテラインの「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」のブティックをオープンさせた。
「パンタロン」や「サファリルック」、「モンドリアン・ルック」などを生み出し、常に話題を提供した。
2001年に「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」はGUCIIに買収され、デザイナーにトム・フォードが就任した。
2002年にイヴ・サン=ローランは引退し、オートクチュールメゾンは終了した。
一説にはイヴ・サン=ローランを超える才能がないため継続することが難しいと考え、閉鎖したといわれる。
2008年6月、71歳で他界した。



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